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廃用症候群

  • #一般内科

人間の体と脳は使わないと衰えます。骨折などで安静臥床を強いられた場合、3週間で下肢の筋力は元の40%まで低下します。また関節は硬くなり、たちくらみ、心肺機能の低下、とこずれ、認知機能障害などが出現します。このように体や脳を使わないことによって生じる機能低下を廃用症候群といいます。脳卒中やパーキンソン病などの神経疾患では、運動障害や意欲低下によって活動量が減少し、廃用症候群を併発することがまれではありません。寝たきりになっている方の約半数は、現疾患のためではなく、廃用症候群によって寝たきり状態になっていると言われています。 廃用症候群を予防する上でリハビリは重要ですが、リハビリ以外の時に動かないでいると、やはり身体能力は低下してしまいます。身の周りのことは出来るだけ自分で行い、家事や趣味、社会参加などを積極的に行うことが重要です。ケアマネージャー、リハビリスタッフと相談して、生活を見直してみてはいかがでしょう。

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