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頚動脈エコー

  • #一般内科

食生活の欧米化、慢性的な運動不足などにより、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の罹患率は上昇し、その結果として動脈硬化性疾患(冠動脈疾患やアテローム血栓性脳梗塞など)は増加の一途をたどっています。動脈硬化を評価する方法としてエコー検査、脈波図、MRアンギオ、3D-CTアンギオ、カテーテル検査などがあります。そのなかで頚動脈エコーは簡便かつ非侵襲的な検査であり、スクリーニング検査として用いられています。

頚動脈は脳を栄養する大きな血管で左右に1本ずつあります。比較的体表に近いところを通っているために、動脈硬化を評価するのに適しています。頚動脈エコーでは血管壁や血管内腔の状態が分かり、さらには脳への血行状態もある程度評価する事ができます。頚動脈に動脈硬化を認めた場合には、抗血小板薬(脳梗塞の予防薬)の投与を検討しますし、動脈硬化により血管が狭くなっていれば、手術を行うこともあります。

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