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アルツハイマー病と生活習慣病

  • #脳神経内科

アルツハイマー病の原因はまだ十分に分かっていませんが、最近の研究からライフスタイルや生活習慣病がアルツハイマー病の発症に関係していることが明らかになっています。なかでも高血圧症と高コレステロール血症は危険因子として注目されています。一般にアルツハイマー病患者さんの血圧は高くありませんが、アルツハイマー病を発症する10数年前には高血圧だったことが多いようです。収縮期血圧が160mmHg以上だと危険です。また糖尿病も危険因子であることが報告されています。食事や運動も関係しており、小食や偏食(とくに魚・野菜の摂取が少ない方)、運動習慣の少ない方はアルツハイマー病になりやすいことが分かっています。なお喫煙もアルツハイマー病の危険因子であることが明らかになっています。

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