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脳梗塞を予防するために

  • #一般内科

脳梗塞は、①大きな脳血管がつまるアテローム血栓性脳梗塞、②大きな脳血管から枝分かれした小さな血管(穿通枝)が閉塞するラクナ梗塞、③心臓や頚動脈などに生じた血のかたまり(血栓)が血流に乗って頭蓋内に達し、脳血管をつめる脳塞栓症の3つに分類されます。①の危険因子として高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、過量のアルコール摂取、②の危険因子として高血圧症、糖尿病があります。③では心房細動などの不整脈や心筋梗塞、卵円孔開存、心臓弁膜症などが原因となります。また高尿酸血症、肥満、多血症、家族歴(近親者に脳卒中の方がいる)、ストレスの多い生活なども誘因となります。これらの危険因子のなかでもっとも気を付けないといけないのは高血圧で、血圧を130/85mmHg未満(高齢者では140/90mmHg未満)に保つことが必要です。なお病型や病状、合併症によって治療法やお薬が異なりますので、専門医を受診することをお勧めします。

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